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DropboxをVPSにぶっこんでみた。

DropboxLinux版をCentOS 5.5なServersMan@VPS(Standard)にぶっこんでみた。

Pythonをいれる

後述のDropbox CLIを動作させるためにはPython 2.6以降が必要。
VPSに入っているPythonは2.4.3なので、Python2系の最新版Python2.7をDLして/usr/local/Python-2.7にインストールする。

$ cd
$ wget http://www.python.org/ftp/python/2.7/Python-2.7.tgz
$ tar xzvf Python-2.7.tgz
$ cd Python-2.7
$ ./configure --prefix=/usr/local/Python-2.7
$ make
$ sudo -s
# make install

ちなみにmake testするとtest_uuidでfailedになったが気にせずにinstallした。

Dropboxを入れて起動する

$ cd
$ wget -O dropbox.tar.gz http://www.dropbox.com/download/?plat=lnx.x86
$ tar xzof dropbox.tar.gz
$ .dropbox-dist/dropboxd &

0.7.110がインストールされる。
起動するとアカウントが紐付いてないというメッセージが紐付け完了するまで数十秒に1回出るのでPC側でそのメッセージに記載されているURLにアクセスする。ログインされていればホーム画面になり完了メッセージが上部に出る。
紐付けが完了してしばらくすると同期がはじまるが、その時にVPS側にファイルがないエラーが2つ出る。気にしない。

DropboxのCLI(dropbox.py)をいれる

コマンドラインからDropboxの様子などを確認するツールをインストールする。startやstopもこれで可能。

$ mkdir ~/bin
$ cd ~/bin
$ wget http://www.dropbox.com/download?dl=packages/dropbox.py
$ vi dropbox.py
(先頭行を#!/usr/local/Python-2.7/bin/pythonに変更する。わざわざ/usr/local/Python-2.7/bin/python dropbox.pyと入力するのは面倒なので)
$ chmod 755 dropbox.py
$ ./dropbox.py status
(ここに状態がでる)

番外編

DropboxのDBの設定が入っているテーブルをのぞいてみる

$ cd ~/bin
$ wget http://dl.dropbox.com/u/340607/pyDropboxValues.py
$ vi pyDropboxValues.py
(先頭行を#!/usr/local/Python-2.7/bin/pythonに変更する。わざわざ以後略)
$ chmod 755 pyDropboxValues.py
$ ./pyDropboxValues.py
email = example@example.com
host_id = 0123456789abcdef0123456789abcdef

schema_version = 6
$

注意

  • 意外とメモリ消費するのでいろいろ動かしている場合は空きメモリに注意。
  • 当たり前だがファイルが沢山あったり容量が大きいファイルがあると最初の同期にけっこう時間がかかる。
  • いろいろ入っている自分のVPS環境でためしたので、もしかしたら上の手順で動かないかもしれない。
  • daemon化はやってなかったりする。